ただの花売り娘

自分の中の本棚

タイムマシーンで未来に行くか行かないか

駅ナカの本屋さんにふらっと寄ってみたら、

文章の書き方が自分に似ていて、私が旅人だったらこうなっているかも。と思った本があった。

でも、目次を見るだけで、あ、わかる。ってことが多すぎて、これは人生の答えだってなって逆に冷めた。

だから買わなかった。

もちろん著者は40歳くらいなので、どう考えても自分より倍生きてるからきっと素晴らしい内容なのだろう。

 

ワークやテストの答えは見たいくせに、人生の答えは見たくないらしい。

多分答えを見たところで、過程の方が大事だと思ってるからだと思う。

 

 

 

意外と未来には行きたくないんだなー自分。

答えは見たくない派

未来は見たくない派

 

でも、未来の話をしてた2年前の文章には、

(未来を) 割と知りたい。

だって不安だもん。今が正解か不正解か。不安じゃなかったら別に見なくていい。

って言ってる。

不安だったんだなあ。

多分このままの文章を使うなら、

 

不安じゃないから別に見なくていい。

 

本当に昔より強くなった。

 

視点を変えればどんなことも楽しくなる!

        / 花売り娘の映画鑑賞より

 

って本当なんだろうな。

相変わらず伏線回収がすごい。

 

旅人の本に、人生は点と点で繋がっているって書いてあったけど、そんなありきたりな言葉じゃなくて、その一つ一つを運命と呼ばせて欲しい。丁寧に。

 

 

 

 

 

お家でちゃんと自粛してるかわいいイヤリングをくれる後輩は何してもかわいいし、

私のことを大好きだというけれど、無意識でルール違反をする華奢な高嶺の花で涙を流すことはないし、

バイトの同期という名のビジネスパートナー達は卒業前の時期を存分に楽しみたいし、

私に会いたいと思ってくれてる人たちには時間がかかってもちゃんと会いたいし、

薔薇が好きなマリーアントワネットと海賊の姫は天才な水瓶座だからこれからもきっともっと魅力的で天才で、今すぐ隣にいれるこの時間を大切にしたい。

 

 

相変わらず一人では生きていけないけど、可憐な武器を持った優しくて素敵な人たちが居るから大丈夫って思える。

 

 

 

 

だから、私は

タイムマシーンで未来には行かない。